2024年12月15日 曇り時々晴れ
メンバー:L海老名、野口(記)
五色山は日光白根山の東側に位置する標高2,379mの山で、今回はその北側のルンゼを登った。
前泊は、昭和っぽい沼田健康ランドで。
ザ・ドライブインという感じでオススメである。サウナ室の前にプールがあって笑った。
沼田健康ランドは関越道の月夜野ICと沼田ICの間にある。そこから国道120号を約1時間車を走らせる、日光白根山への登山口、菅沼登山口へ到着。
朝7時、登山口には多くの車で賑わっていた。さすが100名山。

身支度を整え、7:30出発
5分ほど登山道を歩き、左へ外れ、踏み跡をたどる。

近づくと見えてきた。寝てるけど氷壁だ。

氷壁基部でアイゼンを装着していると、海老名さんが悲鳴を上げた。冬靴の前コバの下側が剥がれそうである。いやプラスチックはほぼ剥がれている。アイゼンの金具は下のゴム部に引っかかるように取り付いてるだけ。。だめだこりゃ!笑
「下りられなくなる前に諦めて帰りますかー」「だねー」などと話をしていたのに、、1、2本登ってみたらなんとかなりそう、とのことで結局そのまま登ってしまった笑
寝ている氷壁をノーロープでどんどこ進むと先行パーティーに追いついた。先行パーティーがロープを出している氷壁でこちらも練習として出してみる。

凍った小滝をいくつか越え、その一つの小滝を越える際に先行パーティーに先に行かせてもらう。
二股で右の立木にピンクテープがあったが、方向がおかしい。こっちでしょ、と向かった先に
見えてきた。ネット上の記録で最初がやらしいと記載されている滝である。

漢気ジャンケンで勝った野口が取り付いてみる。
出だしはいいフットホールドがなく、奥の氷はベルグラで、バイルを引っ掛ける程度。なんだかとってもバランシー
2mほど登って体が持ち上がった拍子に、浅くかかっていたバイルがすっぽ抜けグランドフォール。
後続パーティーが追いつき、後ろから「楽しそうですねー」とプレッシャーをかける(そんなつもりはないでしょうけど)
もう一度チャレンジするも、またしても同じところでフォール。むーん、ぐやじい。
ここで海老名さんに交代。カムと捨て縄でA0し、とにかく上へ抜けた。。

その後、難しい氷壁はなく

稜線を抜け、山頂に到着。その向こうに日光白根山が見える。ルンゼが美味しそうである。

帰り道は登山道の途中から沢を下りショートカットを試みた。
ところどころキックステップで下りるようなところもあったが、ロープが必要な感じではなかった。
さくさく下山か?というと下が岩や石ころでアイゼンを履いたままだと非常に歩きにくく、さらに薮もあるためなんだか疲れた。
駐車場に戻ったら、ほどなくして後続パーティーが登山道から下りてきた。つまり登山道の方が早いらしい。。


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