2025年 6月 8日 曇り時々晴れ
メンバー:Ldr Eb、のg
前泊先は柳沢小屋
車が横付けできて、畳あり、トイレあり、水あり
だいぶ快適な小屋でした


柳沢小屋から10分ほど下界方向へ走り黒伏高原スキー場の駐車場P4に到着
5:30 駐車場P3とP4の間の林道を下りていく
道はドロドロでひどい
5分ほどで渡渉点に到着
今回は沢靴を持ってきたので履き替えて渡ったが、それほど沢幅もないので裸足でもいいかもしれない



7:00頃 基部に到着
先行パーティーが1組取り付いていた
待っている間、虫の多さに気が狂いそうになる
近くに雪渓も残っていたので雪解け後で一斉に沸いたのかもしれない
30分ほど待った後に登り始めた
同ルート下降なので不要な荷物は基部にデポ
奇数ピッチ:Ebさん、偶数ピッチ:のg
黒伏山の岩は「凝灰岩(ぎょうかいがん)」で火山灰が堆積して固まったものらしい
粉っぽいがフリクションは悪くない


どの終了点もハンガーボルトのしっかりとしたものだった
ただし、ボルトを締め付けてもがくるくる空回りするものもあり、見た目に騙されると痛い目にあいそうだ
4P目、Ngリード
あともうちょっとで終了点、というところで「あと10」のコール
あれ?届かない
終了点に近づくとさらに「あと5」のコール
50mロープなのだが、あと数m足りない
諦めてハーケンを打ち込み終了点とする
Ebさんが登ってきて、4.5Pをリードしてもらう
先行パーティーにロープ長さを聞いたら60mとのこと
なるほど、、ネットの記録では同じようにロープが若干足りなかったという記事が見つかる

6P目あたりから浮いている岩が多くなる
たしか7P目のフォローだったと思うが、ピンチで掴んでいた岩がごそっと取れて落ちた(自分も)
後ろに人が登ってなくて本当によかった。。
8P、9Pがデシマルグレード
8P:5.10a
9P:5.10b
自分は高度感にびびり、A0しまくり
Ebさんも最終ピッチでヌンチャクを掴んでしまい悔しそうであった

最終の9P目の終了点は、木に囲まれたところで、登りきったー!という感動が薄いところだった
14時をまわり、下降を開始する

基部に到着したのは16時をまわっていた
ほとんど休憩らしい休憩もなかったため基部で30分 モグモグ&ゴクゴク&ぷかぷか したのち、来た道を戻り、もう一度渡渉し、17:45頃駐車場に戻った
初めて登った黒伏山は先日登った谷川岳 一ノ倉 中央稜に比べ、グレードの難しさ以上に高度感が素晴らしく、素晴らしすぎて 怖かったー
↓ChatGPTさんが教えてくれたピッチグレード
| ピッチ | 内容・長さ | グレード (YDS / 日本表記) |
|---|---|---|
| 1P | ハング間の凹角を直上(約30 m) | V+(5.10a相当) groupe-de-misoji.net+9yamareco.com+9groupe-de-misoji.net+9 |
| 2P | スラブ(約30 m) | III(5.7前後) |
| 3P | フェース~トラバース(約35‑45 m) | 5.8(A0併用) |
| 4P | スラブ(約50 m) | III(易しいスラブ) |
| 5P | 逆層スラブ~左上(20‑35 m) | III~IV+(比較的易) |
| 6P | 垂壁~階段状フェース(25‑30 m) | V → 最新トポでは 5.10b |
| 7P | 垂壁~階段フェース~垂壁(25‑40 m) | A0主体で 5.10a(日本表記5.8/⇔YDSでは5.10a) |
| 8P | スラブ(15‑25 m) | 5.10b(A0併用) |
| 9P | スラブ~最後は草付(約25 m) | 5.10a~5.10b(A0併用) |

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