安達太良山 石筵川(沢登り)

沢登り

2025年 7月 21~22日 両日 晴れ時々曇り
メンバー:Ldr のG、KJ、SG

一昨年に岩魚の群れをみた石筵川に泊まりで行って魚祭りをしよう、ということで一泊で行ってみた

石筵川は、安達太良山の南面の、苔むした森や澄んだ水がきれいな沢だ


しかし澄み切った流れの中に魚影は見えない
釣り師が入っているのかな?などと話をしていると、やはりいた!
同意を得て追い越し、しばらく水を避けて進む
だが釣り師を追い越しても魚影は見えない

透明度が素晴らしすぎて生物の気配がしない

小滝をいくつか越えると2段20m滝にたどり着いた

下段をリードするSGさん

一昨年にはなかった残置物が増えており、ちょっと興醒め

ザックを荷揚げし、空身で越える
KJさんは苦戦していたが身体フリクションでなんとかずり上がった
2段目も高さはあるので念のためロープを出した

大きな滝はこれで終わり、しばらくナメがつづく

癒しゾーン

時々小滝で竿を出すが、餌も取られず、そもそも魚影が見えない
15時近くになったので、とにかく幕営地を目指すことにした
標高1,230mあたりの右岸に広い幕営適地を見つけタープを張る
焚火痕もある
昨晩も誰か泊まっていたのだろう

わたしは釣りに、KJさんは調理、SGさんは薪を集めキュウリを叩く

岩魚は粘りに粘ったが1尾しか釣れなかった
今日は3連休の最終日
昨日までに釣られまくったのであろう(腕がない可能性もあるが)

かくして魚祭りは企画倒れとなった

米も上手に炊け、食当KJさんの「なんかのまぜご飯」「野菜の炒めもの」「たたきキュウリのなんか和え」
さらに魚が釣れなかったときの保険「ウィンナー」で腹いっぱい
酒がすすむ

夜も更け、熊対策という名の花火を楽しんだ後に就寝

焚火に花火を入れて炎の変化を楽しむ

シュラフカバーと防虫ネットで寝たのだが、やはり夜明け前は寒かった
防虫ネットは帽子を被っていても口や耳に張り付きそこを蚊に刺されるのだが、KJさんの防虫ネット(就寝用)は、肌に防虫ネットが張り付かない新兵器だ
これは快適そう、、だがお高い、、、
モンベル バグプルーフ スリーピングネット 8,250円

快適そう

2日目もいい天気
下山路の尾根上は暑いはず
6時過ぎに幕営地を出発した

たしかこの先に大きな滝はなく、だらだらと河原を歩き、水流が少なくなってから笹藪トンネルを四つん這いで1時間進むという地獄が待っているはず

いやだなーなどと考えていたら、標高1,270m 左から支沢が合流しているところで思いついた
ここを進んで下降路にショートカットできるのでは?

だいぶ先に進んでいたSGさんを呼びに行き、相談の上、戻ってその支沢を遡行してみることにした

本流に比べると水量はだいぶ少なく、よってヌメリも強い
すぐにヌメリ壁みたいな滝に行く手を阻まれたがここは左から巻けた

すぐにまた別のヌメリ壁が立ち塞がる
右からロープを出して巻く


2mほど登ると残置ハーケンがあった
こんな支沢誰も通るまいと思っていたが先人もここを登っているらしい
右にトラバースした後に直登し立ち木でビレイする
2番目のKJさんが登りはじめる
岩に引っ掛けていたスリングにつかまり、体半分ほど上がった瞬間にそのスリングが外れ、KJさんは落下した
運よく大きな怪我はなかったが危ないところだった

その後、KJさん、SGさんも登ってきてビレイ点を越え歩いて沢に復帰

水は細くなるが立って歩ける
支沢を詰めて藪を5分ほど漕ぐと登山道へでた
木陰が多い下降路

石筵川の最後のつらい笹トンネルをパスでき、長い下降路もショートカットできたので実によいルートだったと思う
車に戻ったのは昼頃だった

装備:ラバー2人/フェルト1人(本流もヌメリがあるのでフェルトが良さそう)、ロープ30m

風呂
磐梯熱海温泉 共同浴場 600円
冷泉と温泉を交互に入ると皮膚病に効くという名湯
沢で虫に刺されて腫れていたところが鎮まった
このお風呂にもう一度行きたい!

メシ
ドライブイン幸華
デカ盛りで有名らしい
味も良くこの辺に来たらここですね

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