平標山(山スキー)

山スキー

2026.3.1(日)晴れ
そG(単独)

前日から仙ノ倉山に雪稜で入っている会のメンバーとあわよくば山頂集合と思い計画。が、前日からの天候不良により会メンバーは八ヶ岳に転進。どうしようかと思ったが日曜は天候は悪くなさそうなので計画通り目指すこととする。当初の予定では仙ノ倉山からイイ沢を滑走する予定だった。

06:00頃に火打峠手前の平標山駐車場に到着。場内の雪は綺麗に除雪されており、ゲートで駐車料金を払って駐車する。「今日は前日までの雨で雪が凍ってますから気をつけて」とゲート管理の方。10台程度の車両がすでに停まっており準備中のグループがチラホラ。早々に準備して06:20頃出発。ヤカイ沢を目指してまずは別荘地脇の樹林をスキーで歩く。雪はかなり硬め。踏み跡が多数あるので迷うことはなさそう。しばらく沢沿いに歩き、1050mを超えたあたりでヤカイ沢の左岸のゆるい斜面に入る。歩みを進めると目の前に平標山が見えてくるが、見事な雪煙が上がっている・・・。しかし天気は良いので綺麗な山を眺めながら気を取り直す。

08:00頃、1300mあたりで単独のスキーヤーを追い抜きつつ、右手に明瞭な尾根が見えてきたところで左から回り込んで高度を上げていく。まだ日照もないため雪はガリガリ、念の為早めにクトーを装着。一部サラサラな雪になっている部分もあり、そういうところはシールもクトー効かず難儀する。できるだけガリガリのところにクトーを突き刺して進む(このためリフター使用は一段階までにした)。1600mを超えると風がどんどん強くなっていく。このあたりで体感10mくらいあったと思う。太陽が昇りようやく谷に日照も入り込んでくるが、帰路で溶けていそうな気がしない。気持ちが萎え始める。尾根に取りついてからはどんどん風が強くなっていく。

10:00頃、登山道と合流して1900mを超えたあたりでこのまま進むべきか逡巡。風速はおそらく15mを超えているが、とりあえず平標山と仙ノ倉山の間のコルまでは行っておこう。トラバースしてコルを目指すが進行方向は雪煙がすごい。なんとかコルまで到達するが、谷から噴き上げる風はどんどん強烈に。20mくらいあったと思う。爆風の中しばし撮影タイム。仙ノ倉山はすっぱり諦め、10:30頃、平標山を踏んだ。

爆風の中、滑走準備をしつつ、以降の下山ルートを検討。山頂北西の谷から落とそうかと考えたが、登りで全層雪崩しまくっているのを見てしまったことと、谷筋もガリガリになっていると思われるため断念。西ゼンもさすがに単独で突っ込む気にはなれなかったので、潔く登りに使ったルートで引き返す。

浅間山方面

11:00頃滑走開始。案の定、尾根上の雪はまったく溶けることなくガチガチ状態。バリバリと音を立てながら横滑りでひたすら降っていく。このときヤカイ沢を上がってくるたくさんの登山者とスライド。10人ちょいいたと思う。半分くらいがスキー。途中、尾根からヤカイ沢に向かうあたりの笹薮がうるさく、板を脱いでツボ足で降る。アイゼンをつけた方が良かったかもしれない。笹藪を抜け、開けた樹林から滑走するが、相変わらずガリガリ状態。もう少し降りれば溶けてくることを期待しながら高度を落とすが、残念ながらボトムまで雪が緩むことはなかった。最後はストップ雪に足を取られながら、12:50頃登山口に帰還。

山の家方面。全層雪崩

春の山スキーの難しさに直面する苦い山行だった。このまま終わるのもつまらないので、総括として前日までの気象条件からくる雪面の状態をまとめておく。

  • 前日の2/28は気温が高く雨が降ったため、雪面が水分を含んだ状態となった。
  • その水分を含んだ雪が、夜間の冷え込みによって凍結。
  • 山行日の3月1日の午前中は麓でも気温が上がりにくく(11時で6.3℃)、融雪が進まなかった。
  • 天気が良くたっぷり日照があっても、強風により融雪が進まず下山時までガチガチの状態が維持された。

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