2024.12.15
曽我(単独)
前日までの寒波による降雪に期待し、まずは足慣らしで覚えのある守門岳・二分の除雪終了点へ。自分の他には3名のグループの方々おられるだけで、意外にも駐車場に停まる車両の数は少ない。
07:15頃、先行してスタート。除雪終了点からはなんとノートレース!シーズンインからいきなりのラッセルになる。天候は時折晴れ間が見える曇り。風はなく、予想天気図通りといったところ。

雪で埋まった棚田を抜けてやや手こずりながら林道に上がる。林道から尾根に上がる法面は、やはりところどころ埋まりきらない裂け目はあったが、向かって右手から緩く斜度をつけて突破した。しばし休憩を入れる。早々に追いつかれるかと思っていた後続はまだ姿が見えない。
尾根に上がってからも藪が埋まり切っておらず、薮と小さなアップダウンにラッセルが重なり、地味に消耗する。再度林道に合流し、長峰に至る沢地形に入る。沢は出だしから埋まっていない。浅いとはいえ落ちたくはないので、左岸を遠巻きに歩くが、藪も多くあまりルートに選択肢がなく、処理に苦労する。左岸が詰まり気味になり、右岸が広くなったあたりでなんとか沢が埋まっている箇所を見つけ無理やり渡渉するが、二人目以降の渡渉は厳しい状態だったかもしれない。
できるだけ沢を詰めたいところだったが、埋まりきらずに両岸がV字のようになってしまったので、仕方なく右岸から尾根に上がる。この取り付きのトラバースが斜度があり結構危なかった。尾根に出てからは薮と杉林と細かいアップダウンにさらに消耗する。致し方ないが尾根がこんな地形だからこそ、沢を詰めた方が良いと思う。

10:15頃、ようやく長峰の林道に到達。いつもの倍のペースになってしまっている。単独ラッセルだとここまで時間がかかってしまうのは修行が足りないせいか・・・。後続を期待するが、未だ追いついてくる様子はなく、フルラッセルで登り切る覚悟を決める。しかしここから先の林道以降はルートも明瞭なので気が緩む。途中横切った真新しい駐車場の積雪は、屋根で1メートル程度に見えた。この時期にしてはかなりの積雪と言っていいと思う。


砂を踏むようなラッセルを続けたせいで疲労が重なる。細かく何度も休憩を挟んで、11:10頃、保久礼小屋に到達。なんと目の前には山頂に向かう立派なトレースが!後続のグループの方々はコウクルミ沢から上がってきたようだ。道理で後続の気配が無いわけだ・・・。ここから先はありがたくトレースを使わせていただく。なんと快適な高速道路だ!

時間的にも体力的にもキビタキ小屋が限度と考えていたので、もう一踏ん張りでペースを上げていく。11:50頃、滑走準備中の先行グループに追いつく。コウクルミ沢の状況を聞かせていただき、この時点で下山ルートはコウクルミ沢を使うことに切り替える(長峰の藪の中を戻りたくなかったのです…)。
先行者の滑走を見送り、こちらも休憩しながら滑走準備をする。先程まで見えていた晴れ間はすっかり消え曇り空に風雪が強くなってきた。いずれにしてもこの辺りが潮時だったようだ。12:10頃、滑走開始。久々の滑走だったので滑り方を忘れている。それでも藪を避けながら大きくターンを入れるのは気持ちが良い。雪質は悪くなく、20cm程度の若干モチ気味のパウダーで、十分に浮力を感じる。ファットスキーにするべきだった・・・。

コウクルミ沢からは滑走痕をみながら、右岸斜面をトラバースしながら降りる。出だしはかなり斜度があるが、薮はそれほど多くなく、ルートが取りやすかった。あっという間に沢床から林道に合流する。ここからは林道歩き。これが長いの何の。漕がなければ進まない程度の斜度またはほぼ平地なので、通過に一苦労する。ワカンに履き替えてもよかったかもしれない。やはり長峰の方が景色含めてルート全体を楽しめると感じた。
13:20頃、駐車場に無事到着。片付け中のグループのみなさんにご挨拶とお礼をお伝えする。ご近所で通い慣れた方だそうで(お一人はEVA父さんというブログで有名な方でした)、みなさんお強そう。ありがとうございました。

結局この日は自分を含め4人しか入っていなかった模様。もったいない!長峰ルートは核心とも言える林道法面の通過と、長峰手前の尾根をできるだけやり過ごすのが決め手と感じた。
栃尾道の駅で油揚げを食べて帰路につきました。
(曽我)

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