2024.12.28(土)曇り時々雪
曽我(単独)
あまり天候は芳しくなく、でもどこか登って滑りたい。ということで白太郎山へ。除雪後の路肩に駐車して滑走準備。しかし積雪は道路脇で腰くらいの高さ。降雪が続いていたとはいえ、少し早すぎたかもしれない。

7:50に民家の間から出発。お住まいの方と思しき方がいらっしゃったのでご挨拶。以前もお会いしたことがある方だが、ありがたいことに自宅の畑を通ることにも迷惑がらず、この先の状況を教えていただく。やはりまだ薮は埋まりきっていないから気をつけてとのこと。昨今山スキーヤーに対する地元地権者の方の風当たりがきついところもあると聞くので、こういったコミュニケーションは大事にしたい。お礼を伝えて尾根に取りつく。白太郎山は出だしの尾根取り付きが核心と言っていい。まだ薮も濃くルーファイに苦労するが、程なく杉林に到達する。

杉林を抜け、尾根筋で進みたいところだが、細い尾根は藪がかなり濃く、尾根通しで進むのが困難だった。左手の斜面をトラバース気味に登るが、カリカリの斜面にエッジが効かず、滑落気味になること数回。お守り&お試しで持ってきたウィペットでうまい具合に停止できた。

9:50頃、766mPを通過。この辺りから左手から吹き付ける風雪が強くなり始める。とはいえ視界は悪くないのでこのまま進む。800mを超えたあたりから雲間から太陽が覗き始め、目の前に美しいブナ林が広がる。10:40頃、山頂着。以前はあった山頂銘板が見当たらない。北西面の一段下がったところにうまい具合に棚上の場所があったので、そこで大休止と滑走準備をする。後続が来る気配もなく、今日は貸切状態のようだ。



11:05頃、滑走開始。真西の方向に落とすことも考えたが、尾根筋に復帰しようとするとかなり大回りになってしまいそうなので、今回も素直に尾根筋を滑る。しかし割と細尾根なので、あまり滑走は楽しくない。800mまで落として幅広の斜面になったところで、進路を真西に取る。雪質は軽すぎないドライパウダーで、ここからがお楽しみエリアとなった。尾根筋から離れすぎないことを意識しつつ、気づけば一気に杉林出口の430m近辺まで戻って来てしまった。この後、630mまで登り返してもう一本パウダーを堪能。満足して12:45に下山した。

白太郎山はルートは短めで物足りなさもあるが、天候があまりよろしくなくても受け入れてくれる。そして斜面も快適。こういった里山をもっと発掘したいところです。


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